お金のお話

日常生活ではタブーになりがちなお金の話を、堂々とむしろ積極的に語るブログです。

マイナス金利によって、キャッシュの行き場所がなくなり資産インフレ(安全資産バブルの崩壊)がくるかもしれない。

僕は最初マイナス金利はそれほど影響ないと思っていました。銀行はマイナス金利のまま日銀当座預金に豚積みするしかなく、実体経済に影響するのは金利が多少下がったことくらいかなのではと予想しました。

 

ip-a.hatenablog.com

 

JPMorganの佐々木氏もマイナス金利による円売りは、それほど長く続かないと行ってますね。

コラム:マイナス金利が招く円売りの賞味期限=佐々木融氏 | Reuters

 

31日時点でこの予想はすごいといえるかもかもしれません。2月4日現在では緩和分の円安効果はほとんどなくなっちゃいましたしね。。

 

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もしかすると、当初の予想通りマイナス金利なんてほとんど意味がないのかもしれません。でも、僕は大きな動きがあるのかもしれないとも思い始めてきました。というのも、マイナス金利の影響でいくつか重要なニュースがでてきたからです。

 

まず、三菱UFJが口座手数料を検討しているというニュースです。実際に預金者に適応するとは考えもしていませんでした。もしこれが適応され、他の銀行も追尾いしたら、企業がもつ膨大なキャッシュはどこにいくんでしょうか?

www.nikkei.com

 

つぎに、個人・自治体向け国債が募集を中止しました。マイナス金利ではさすがに需要が無いでしょう。国債をかっていた、この投資家のキャッシュはどこにいくのでしょう?

www.nikkei.com

 

さらには、MMFが販売停止しました。これらを購入してた投資家のキャッシュはどこへ行くのでしょう?

headlines.yahoo.co.jp

 

また、国債金利は10年以下のほとんどで軒並みマイナスに沈んでいます。生保や年金の投資家のキャッシュはいったいどこに行くんでしょう?

 

預金にはペナルティーがかかり、安全資産はマイナス金利か、さもなければ販売停止です。膨大なキャッシュをまるごとタンス預金するわけにはいきません。ですので、僕はもしかすると、資産インフレが来るのではないかと思ってきました。というより安全資産バブルの崩壊です。

 

僕はゆっくりとリスク資産に移動することにしています。やっぱりREITかな。

 

(免責事項:この記事は投資の奨励や情報提供を目的としていません。したがって、情報の正確性は全く保証しませんので、この記事を参考にした投資に関するいかなる損失も責任は負いかねます。投資はあくまで自己責任でお願いいたします。)