お金のお話

日常生活ではタブーになりがちなお金の話を、堂々とむしろ積極的に語るブログです。

ゆっくり2016年の金融市場の予想をしようとしたら、考えるまもなく年初から大きく動いた。底打ちはまだちょっと先かも。

年初から金融市場がえらいことになってます。どのマーケットがどんな風に動くかを予想して、年末に結果を検証しようと思っていたのですが、そんな余裕を与えないくらい年初から荒れまくってます。

 

原因は、1.中国の金融市場の混乱、2.中東の地政学的リスク、3.アメリカの利上げ、などと言われていますが、1番目の影響がほとんどでしょうね。

 

日本時間の10時15分に人民元の基準値が発表されるんですが、最近は、そのタイミングで株とか為替とかが大きく動きます。

jp.reuters.com

 

大口の投資家の売りを制限したり、サーキットブレカーを導入してすぐやめたりして、官製相場の悪い点が露呈しました。下落を止めようとして市場機能をコントロールしようとすればするほど、自体は悪化してますね。そういう時もやっぱありますよ。

jp.reuters.com

 

中国の市場はまだまだ発展途上で、成熟するには時間がかかるかもしれませんね(日本についても、あまり他人事ではないですが。)。成熟するまでには、こういった危機を経験していくものだと思います。人間とおんなじですね。

 

さて、この荒れた市場はいつまで続くんでしょうか。僕は、まだクライマックスは来てないように感じますね。恐怖指数と呼ばれるVIXのチャートに長い上髭がみえるような、恐怖のどん底をみるまで底打ちしないように思えます。過去のチャートをみると、長い上髭がサインになっているように見えます。

https://dwq4do82y8xi7.cloudfront.net/x/46hLQfdb/

VIX 恐怖指数チャート

 

恐怖のどん底を見たら、思い切ってリスク資産をロングするというてはありかもしれません。賢明な投資家は、こんなボラの高い市場には手を出さないのかもしれませんが。

 

(免責事項:この記事は投資の奨励や情報提供を目的としていません。したがって、情報の正確性は全く保証しませんので、この記事を参考にした投資に関するいかなる損失も責任は負いかねます。投資はあくまで自己責任でお願いいたします。)