お金のお話

日常生活ではタブーになりがちなお金の話を、堂々とむしろ積極的に語るブログです。

借金が雪だるま式に増えるように資産が雪だるま式に増える人が存在する

借金が雪だるま式に増えるという表現があります。借金を返済できず利息が生じ、そのせいで借金が増え、さらにその増えた借金で利息が増えていく。あまり想像したくありませんね。現実には多くの人がこのようにしてかかえきれない借金を抱え破産しています。

その一方で、これとはまったく逆のパターンも存在します。資産が雪だるま式に増えるという人です。たとえば、ユニクロの柳井さんは、その一人です。

 

mjdsk.jp

 

彼の資産は数兆円にものぼるそうです。そのほとんどがユニクロ株です。この株式によって毎年数十億円もの配当収入があるそうです。数十億円ってどうやって使い切るのでしょうか。

仮に60億円としたら毎月5億円です。ある月に5億円つかおうとすれば使えるかもしれません。豪華な家を買い、よくわからない高級車を買い、ありえないほどの贅沢な旅行をすればいけるかもしれません。でも、それを毎月つづけるなんて流石に無理です。そうです。彼は頑張っても収入分だけ消費することができないのです。

そうすると余ったお金はどうなるのでしょうか。預金するのか投資するのかわかりませんが、仮に60億円のうち10億円消費して、50億円残ったとしましょう。それが1%の金利を生んだら、次の年5000万円の新たな収入が入ってきます。そうです。使えきれない収入が資産を増やし、その利息がさらに資産を増やしていくのです。

世の中にはそういった恐ろしい程のお金持ちがいます。面白いことにそういう人のほとんどは遊んで暮らしていません。ちゃんと働いています。おそらく、しばらく豪遊するだけ豪遊しても、結局飽きてしまうんでしょう。たしかに1年もすれば飽きそうです。逆に死ぬまで一生働かずお金を使い続けなければならないというのは、それなりに辛いことなのかもしれませんね。